無人島に生きる16人
今週のお題「読書の秋」
我が家の本棚は3種類に分類されている。
- 辞書や仕事で参照する書籍のためのスペース
- 読むために購入しておいた書籍を「積ん読」するためのスペース
- 感動してまた読み返したいと思う書籍を保管するスペース
「読書の秋」に紹介したいのは、また読み返したいと保管している書籍のひとつ。
「無人島に生きる16人」を紹介する。
明治31年。帆船、龍睡丸が難破。乗員全員が無事無人島に流れ着く。
彼らがたくましく、島で生き延び、助けを待つ様が描かれている。圧巻なのは創意工夫をこらし、島での生活を快適にしてゆく様である。
通常このような過激な状況におかれたら、悲壮感が漂うかもしれない。
島での生活を回顧する文章は暗くない。むしろ明日への希望を失わず活きていく人たちの強さ、頼もしさを感じた。
読んでいて沢山の元気をもらえる本。いろんなところに付箋をつけて時々よみかえしている。
そのため紹介したくなり、いくつか記事にしてしまった。よろしかったらこちらもご覧あれ。
あふれるモノに囲まれて暮らし、断捨離をする現代人。
かたや明治31年、無人島で日々の努力で生活を豊かにし、助けを求めるための体制を築き上げた十六人。
私たちは彼らから学べることが沢山ある。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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♪Blue Hour♪
CDショップで演奏されていて、初めて聴いた曲に感動したことありませんか?
聴いていて、「ゾクゾクッ」としたり、「聴き惚れて」立ち止まってしまったり。
「琴線」に触れるとはこういうことをいうのかなぁと感じさせる曲。
私はそんな出会いがあると、店員さんのところに直行します。
ジャケットをしげしげと眺めます。ほぼ間違いなく惚れた演奏とジャケットの好感度は正比例しています。
このアルバムはヘビロテで良く聴きました。仕事を終えて疲労している時にくつろぎと癒しを与えてくれました。
素晴らしい演奏です。CDのジャケットを眺めてください。きっとあなたがイメージしたものがCDから演奏されるはずですよ。
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♪Autumn Leaves♪ (枯葉)
Rock around the clockがロック時代を始めた。その後どのような曲がビルボードの1位になったのか続けるのを続ける。
今回はRock around the clockから数えて4曲目。
なんと、枯葉が1位なのです。
枯葉といえば、誰もが知るスタンダードの名曲。
オリジナルは1945年のフランスの曲。1947年にアメリカの作曲家が英語の歌詞を書いた。
枯れ葉はポピュラーミュジックとジャズ両方のジャンルでスタンダードとなり、歌とインストルメンタル両方で幅広く演奏されている。
今回チャート1位になったのは、Roger Williamsがピアノを演奏するインストルメンタル。
Roger Williamsがシングルを発売する以前にも別のアーチストが枯葉のシングルをリリースしていた。1950年に録音されたBing Crosbyの枯葉も素晴らしかった。
しかし最初にチャート1位を飾った枯葉はRoger Williamsがピアノで演奏したものであった。
Roger Williamsはネブラスカで生まれ。3歳になる前からピアノを習い始め、4歳の時には最初の曲を作曲したといわれる。後にニューヨークのジュリアード音楽院でピアノを学び音楽業界へ。
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難破し無人島に流れ着いた16人の生活は究極のミニマリストだ!【その3】
無人島に流れ着いた16人の生活を通じてミニマリストの学びとしていく。
残酷なことに準備したモノは夜明けの出発を待つ間に波にさらわれていった。
なんとか16人全員無事に無人島上陸に成功した。
島では裸で暮らすことにした。
一つの着替えもない中、何年かかるかわからない島の生活だ。服は貴重品だ。
最初にすべきことは水の確保である。井戸掘りと蒸留水製造を始めた。
ミニマリストを目指すあなたへ:
モノがあふれる現代社会では、断捨離が求められる。しかし発想の転換をして、断捨離(引き算)ではなく、足し算の発想をしてみたらどうだろうか。
有名なマスローの欲求段階説を当てはめてみよう。
- 生理的欲求(食事・睡眠・排泄等)
これが最初にみたされるべきものである。生理的欲求が満たされたのち、安全への欲求など次に満たされるべきものへ移行していく。
どの洋服をキープして、どれを捨てるか検討する前に、
- 食が進むお気に入りの食器、調理器具
- 風呂場、トイレを快適にするための工夫
- 快適な睡眠のための工夫
これらを優先させて充実した生活をおくりませんか。
よろしくお願いします!
難破し無人島に流れ着いた16人の生活は究極のミニマリストだ!【その2】
無人島に流れ着いた16人の生活を通じてミニマリストの学びとしていく。
船が暗礁に打ち上げられ、やがて沈没する運命となる。船長は、
- 「夜があけたら上陸する。その間に、これからさき、五年、十年の無人島生活に必要がと思う品々を、めいめいで、なんでも集めておけ」
さて、彼らが準備しようとしたものとは、
- 漁具
- 井戸を掘る道具
- マッチ、双眼鏡、のこぎり、斧
- できるだけの書籍
無人島生活の期間が不明であるため、必要な食料の量は予測不可能。この状況下においてはすべての食料を集めても十分ではなかったでろう。また、食料の犠牲となり、携帯できないモノができてしまう。そのための「漁具」であった。
水の確保は不可欠。飲料水などないのだから、井戸を掘って水を確保するために「井戸を掘る道具」が必要であった。
「マッチ、双眼鏡、のこぎり、斧」は最小限の文化的生活及び脱出のため必要な道具であった。
「できるだけの書籍」には深い理由がある。
- 「・・ただぶじに帰っただけでは、日本国に対して、めんもくがあるまい。かねておまえたちが望んでいた勉強をみっちりしなくてはならない」
船には練習生と会員がいた。彼らの将来を思ってのことであった。
ミニマリストをめざすあなたへの質問:
- 災害が起きて避難するときにあなたは何を持ち運びますか?
- 貴方の持ち物を①生活必需品、②生活を豊かにしてくれるもの、③その他に分類するとどうなりますか?
よろしくお願いします!